多くの日本人がプレーするオランダ。
三戸舜介も2024年1月からスパルタ・ロッテルダムでプレーしてきた。
彼は日本代表経験もある23歳のアタッカー。164センチと小柄ながら、切れ味鋭いプレーを武器とする。
スパルタは8日の開幕戦で上田綺世と渡辺剛が所属するフェイエノールトとの開幕戦を戦い、0-1で敗れた(渡辺は負傷欠場)。
三戸は先発から77分プレーしたが、選手から監督に対する不満の声が早くも噴出している。
今季からスパルタを指揮するロヒアー・マイヤー新監督は、NEC時代に小川航基、佐野航大、塩貝健人、ファン ウェルメスケルケン際らを指導したことがある人物。
『Voetbalzone』によれば、開幕戦の試合内容は期待が持てるものだったというが、選手たちを本来とは異なるポジションへ大胆にコンバートさせたことに対する不満の声が上がっているという。
実際、三戸もサイドではなく、『10番』となるトップ下で起用された。また、センターハーフタイプの選手を左ウィングに、センターバックの選手を守備的MFに配置するなどした。
DFながらボランチで起用された20歳のマーヴィン・ヤングは、こうぶちまけていたそう。
「正直なところ、それに慣れてしまうのは嫌だし、まったく満足していない。
あそこでより頻繁にプレーするつもりはない。そうは見えなかったかもしれないが、試合にうまく入り込めなかったと感じていた。チームに貢献することもできなかった。
経験したことのない状況に置かれた。この2年間は一貫してセンターバックとしてプレーしてきた。
今になってのコンバートは違和感がある。とはいえ、当然ながら、常に自分のことよりもチームの利益を優先する。
正直、分からない。これが恒久的ではないことを願っている。それを明確にしたはずだけど、もしそうでなければ、そうする必要があるかもしれない。それ以上のことは、監督に聞くしかない」
起用法に納得できていないことを監督に再度伝える必要があるかもしれないと吐露していた。
一方、マイヤー新監督はこう述べている。
「我々の間でなにか言い争いがあったわけではない。
それに彼は試合の75パーセントはセンターバックとしてプレーしていた、ポゼッション時も守備時も。
今後、彼をそこでより頻繁に起用するか?そうかもしれない。時間が経てば分かる。
我々はプロフェッショナルと仕事をしているのだから、彼らは単にステップアップする必要がある」
なお、スパルタは固定背番号制ではないため、三戸は開幕戦で10番を着用。
15日のテルスター戦での起用法にも注目だ。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



