これまで日本人選手も所属してきたアーセナルは、イングランドの名門チームだ。
そのアーセナルの女子チームの試合観戦中に10代女性が性加害の被害に遭うショッキングな事件があった。
『Daily Mail』によれば、アーセナル女子の試合が行われたエミレーツ・スタジアムで座席を乗り越え、38歳の女が14歳少女の胸を触る事件があったという。
事件があったのは2023年10月。女は座席2列を乗り越えて、少女に性加害を行い、その様子は監視カメラにとらえられていた。
13歳のいとことともに観戦に訪れていた少女は、こう証言した。
「いとこと一緒に試合を見に行った。試合観戦をとても楽しみにしていた。
スタジアムである女性が私たちに近づいてきて、その日を最悪なものにした。
私はショックと恐怖を感じた。その女性は大声で威圧的な態度をとり、自分がとても無防備な状態にあると感じた。
(この事件が学業に影響を及ぼした)
学校では一生懸命勉強し、ケンブリッジ大学への進学を夢見ていた。他人の行動によって自分の将来の計画が左右されてしまったことを考えると辛い。
女性の周りなら安全にいられるものだと思っていた。あの日、それが変わってしまった。悲しいことに、決して安全ではないのだと知ることになった。あの試合に行かなければよかった」
法廷でその陳述書が読み上げられた際、少女の家族は涙を流していたという。
一方、38歳女は、被害者が嘘をついていると主張していたが、試合前から飲酒していたことが判明。
弁護士は、アルコールやメンタルヘルスの大きな問題を抱えていたとしつつ、「自分のしたことについて、心から恥じているし、責任も認めている。アルコールの影響は明らか」などと主張した。
このほど、スネアズブルック刑事法院で女に有罪判決が下された。
実刑は免れたが、18ヶ月間の「地域社会奉仕命令」などを言い渡された。また、被害者への3年間の接近禁止、子供にかかわる仕事への就業も禁止された。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



