日本のフットサル最高峰、Fリーグは8月28日から30日にかけて、長崎県のHAPPINESS ARENAで「メットライフ生命Fリーグカップ2026」を開催した。
前年度Fリーグディビジョン1上位6クラブが出場する大会で、決勝では名古屋オーシャンズがしながわシティを3-2で破り、8大会連続、通算13回目の優勝を果たした。

名古屋オーシャンズ
今大会、競技結果とともに注目を集めたのが、30日の決勝戦前に実施された「フットサルチャリティーマッチ」だ。
7月28日に発生した令和8年熊本地震の復興支援を目的に行われ、Fリーグの松井大輔理事長に加え、熊本県出身の元日本代表FW巻誠一郎氏、開催地・長崎県出身の元日本代表DF徳永悠平氏、さらにFリーグからボルクバレット北九州、バサジィ大分の選手が参加した。

試合後には募金活動も実施。寄せられた寄付金は、巻氏が代表理事を務める「NPO法人ユアアクション」に全額寄付され、熊本地震の復興支援とスポーツを通じた子どもたちの健全育成に活用される。

巻誠一郎氏
巻氏は「同じ九州である長崎から熊本を想い、メッセージや支援を発信していただけることは本当に有意義」と感謝。「Fリーグの発信力を生かして支援の声を取り掛けていただくのもすごくありがたい」と、スポーツを通じた継続的な支援に期待を寄せた。

徳永悠平氏
また徳永氏は、松井理事長から声をかけられ参加したとしたうえで、「サッカーやフットサルの力で協力していけたら」とコメント。松井理事長も、これまで熊本でサッカー・フットサル教室などを通じて支援する中で「(2016年熊本地震から)まだ復興が道半ば」と実感したことを明かし、「小さな支援の積み重ねが被災された方の支えになる」と継続的な取り組みの重要性を強調した。

松井大輔氏
今大会は「ながさきスポーツ夏祭り」を掲げ、JリーグのV・ファーレン長崎、B.LEAGUEの長崎ヴェルカとも連携。競技の枠を越え、スポーツによる地域活性化と復興支援を発信する場となった。
筆者:奥崎覚(編集部)
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