FIBA女子ワールドカップ2026は9日、ドイツ・ベルリンで準々決勝進出決定戦が行われ、日本代表はハンガリーに63-84で敗れ、ベスト8進出を逃した。
中国メディア『新浪体育』がこの試合を取り上げ、日本の敗退について厳しい論調で報じている。
『新浪体育』によると、ハンガリーは試合時間39分39秒にわたってリードを維持し、日本に一度も逆転を許さなかった。
第2クォーター終了間際には、渡嘉敷来夢がフリースロー2本を決めて34-34の同点としたものの、直後にアグネシュ・シュトゥデが3ポイントを沈め、ハンガリーが37-34とリードして前半を終えた。この一撃で流れがハンガリーに傾いたと振り返っている。
さらに第2クォーター終盤から第3クォーターにかけて、日本は3ポイントを6本連続で外し、攻撃が停滞。ハンガリーが着実にリードを広げると、第4クォーター終盤には11-0の猛攻で73-61から84-61まで一気に突き放し、勝負を決めた。
中国側が特に注目したのは、日本の3ポイントを中心としたスタイルだった。
別の記事では「身長がないまま3ポイントだけに頼る戦術は笑い話」とかなり辛辣に表現。「バスケットボールは結局、巨人のスポーツだ」とし、今大会の決勝トーナメント進出チームの中で世界ランキングが最も低いハンガリーにも敗れたことを強調した。
また、中国のバスケットボールメディア関係者・付政浩氏は、日本の「小さく、速く、巧み」なスタイルが、身長とフィジカル、さらにスピードを兼ね備えた欧州勢には通用しにくいと指摘している。
今大会、日本は初戦のマリ戦を3ポイントの高確率な成功によって5点差で制したものの、その後は3連敗。敗れた3試合では平均19点差をつけられ、3ポイント成功率も18.9%にとどまったと伝えた。
日本にとって今回の敗退は、1979年の韓国大会以降、女子ワールドカップでベスト8に進めていないという記録が続く結果にもなった。
東京五輪では銀メダルを獲得した日本だが、『新浪体育』は、その当時のチームもワールドカップで欧州勢と対戦すると苦戦していたと指摘。日本女子バスケが世界で再び上位を目指すためには、武器である3ポイントだけでなく、サイズやフィジカルで上回る欧州勢への対応が大きな課題となりそうだとしている。
なお、中国は今大会、身長2メートル20センチ超を誇る「動く万里の長城」チャン・ツーユウ(張子宇)の活躍などで準々決勝進出を決めている。
筆者:Qoly編集部



