バーミンガム・シティFC(イングランド2部)の岩田智輝が改善すべき点を、現地メディアが挙げている。
29歳の大分トリニータの下部組織で育ち、同クラブでトップチームに昇格した。GK以外の全ポジションを経験したユーティリティ性の高さを見せると、2021年に横浜F・マリノスへ移籍し、2022年にはJ1最優秀選手賞を受賞した。2022年末に移籍したセルティックでは定位置確保に苦しんだが、2024年にバーミンガムへ加入すると、3部優勝などに貢献。岩田は今季ここまでリーグ戦全7試合に出場し、クリス・デイヴィス監督の信頼をつかんでいる。
一方で、クラブは2勝4分1敗で10位につけており、決して好調とはいえない状況。そんななか、『THE 72』は次節で3位のミドルズブラ戦を控えるなかで、岩田をスタメンから外すことを一つの策として、提案した。
同メディアは「岩田は監督のお気に入りだが、それも当然のことだ」として、日本人選手の守備面を高く評価した。
「彼はチームの主力選手として活躍し、リーグ1からの昇格に大きく貢献するとともに、セントラルミッドフィルダーと右サイドバックの両方で安定した存在感を発揮している」
「この日本人エースは広範囲をカバーし、ピッチ上のあらゆる局面で活躍する。今シーズン、チャンピオンシップで40回のボール奪取を記録しており、ミッドフィルダーの上位3パーセントに入る成績だ。そのため、守備面での運動量や、危険なミドルズブラの攻撃から最終ラインを守るという点では、彼の方がより良い選択肢と言えるだろう」
だが、課題は攻撃面だとして、中盤の韓国代表MFペク・スンホを先発させることで得られるメリットも説明している。
「岩田のボール保持時の判断力や、限られたパス範囲での創造性の欠如には不満の声が上がっている」
「ペクは真価を発揮し、今シーズンこれまでのところ、90分あたり1.94回のチャンスメイクを記録しているのに対し、岩田は0.87回にとどまっている」
プレミアリーグ昇格を目指すなか、岩田は攻撃面でも効果的な選手となれるか。バーミンガムの中盤スタメンを争う日韓対決が始まろうとしている。
筆者:本田建(編集部)
写真提供:Getty images
