32年ぶりのアジア競技大会優勝を目指した野球だが、決勝戦で韓国に敗れて準優勝となった。

今大会で日本と韓国は2度対戦。25日の試合は日本が勝利したものの、27日の決勝では韓国が勝利した。

日本はアマチュアの有力選手たちが出場したのに対して、韓国は国内プロの精鋭揃い。

決勝戦では、日本の背番号18をつけた渕上佳輝(トヨタ自動車)が、韓国のユン・ドンヒにデッドボールを当ててしまう場面もあった。

ユン・ドンヒはムッとした様子で渕上を睨みつけると、渕上は帽子をとって謝意を示した。

そうしたなか、試合後にあった渕上とユン・ドンヒとの光景が韓国でも話題になっている。

渕上はユン・ドンヒにあらためて謝意を伝えに行くと、ユン・ドンヒも手を上げてそれを受け入れていたのだ。

「デッドボールを当てた投手 、試合終わってもユン・ドンヒに謝りに行ったんだ。なんて紳士的な人だ」、「マナーも最高だった日本選手たち。渕上はデッドボールを投げてしまった際、帽子を脱いで即座に謝罪した。試合が終わってからまたユンのところに行ってもう一度謝罪した。真に素晴らしいスポーツマンシップを持つ日本人選手だ」と韓国でも話題になっている。

23歳のユン・ドンヒは187センチの大型野手。韓国のロッテジャイアンツでユニフォーム売り上げ1位になった人気スターで、マンガのようなビジュアルとイケメン扱いされている選手でもある。

ただ、今季は不振で代表招集時には2軍暮らしをしていたとか。

『newsen』によれば、優勝後には「代表選出は気が重かった。今年の自分の成績は、どう見ても代表にはふさわしくないと思っていた。だから、より一層懸命に準備した。今年はファンに『申し訳ない』という言葉を本当に何度も伝えた。いい成績で締めくくるのが難しくなり、ポストシーズンからも大きく遠ざかってしまったが、これで少しでも慰めになればと思う」と吐露していたという。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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