森保一監督のもとで戦う最後のトーナメントになりうる来年のアジアカップ。

2007年のアジアカップメンバーだった元日本代表MF鈴木啓太氏が興味深い話を明かしていた。

日本代表は2006年ワールドカップでオーストラリアに逆転負けを喫するなどしてグループステージ敗退に終わった後にジーコ監督が退任。その後、イビチャ・オシム氏が新指揮官に就任した。

鈴木啓太氏によれば、『考えて走る』のがオシム監督のモットーだったそう。2007年のアジアカップでオーストラリアと再戦する際にこんな話をしたという。

「すごく印象に残ってるミーティングがあって、アジアカップのベスト16でオーストラリアと試合をやったんですけど。

2006年のドイツ・ワールドカップでオーストラリアに負けて、1年後にリベンジマッチって言ったら変ですけど、そういうような試合。

試合前のミーティングで、お前たち、今リベンジとか色々考えてるだろうと。だけど、そんな簡単な試合じゃないし、これはもっと大きな意味を持つと、ただの1試合じゃないと。

もしオーストラリアに今日勝てなかったとしたら、この先10年日本はオーストラリアに勝てなくなるぞと、そのぐらい大事な試合だと。

2006年のドイツ・ワールドカップのグループリーグで、(オーストラリア相手に)ちょっと衝撃的な負け方をしたじゃないですか。すごいオーストラリアは強いし。

でも、日本国民からすると、いや日本代表の方が上でしょって思っていたものを覆されたと。

ここでもう1回負けたとしたら、もうこのままアジアでの覇権はとれなくなるぐらいの感覚だった。

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