これまでトレーニングはしっかりと対策を練習の中でも詰め込んでやってると、心配するなと。
お前たち、色々考えがたくさんあるだろうと、考えてるだろうと。この試合でこうやったらあやったら、この選手はこうだからああだから、データも入ってるだろうし、でも、それだけじゃダメだと。
逆にお前たちの日本人の魂のなかに神風というものがあるだろうと。君たちはとても勇気のある民族だと。その勇気を持って、竹槍でも突っ込んでいく、すごい民族だと(笑)
でも、その勇気だけでもダメだと。要するに、持っている君たちの知恵と勇敢な気持ち、勇気を持って、知恵と勇気を両方持って戦わないとダメだっていう話をしてもらったんですね。
だから、オシムさんが言ってるのは、走るっていう勇気の部分と考えるっていう知恵の部分。この両輪を回さないとできないよっていうのがオシムさんの言いたいことだと思うんですね」
オシム監督の熱弁後、日本はオーストラリアとの準々決勝をPK戦で制して、1年越しのリベンジを果たした(最終的には4位で大会終了)。
2022年に80歳で亡くなったオシム氏は、1941年生まれ。サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の出身で、ユーゴスラビア紛争も経験している同氏ならではの話といえるかもしれない。
なお、来年1月~2月に開催予定のアジアカップだが、開催国サウジアラビアの情勢悪化により、延期説も浮上している。
筆者:井上大輔(編集部)
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