(この1年で)ヘモグロビン値も血清テストステロン値も劇的に低下した。

以前は90kgのパワークリーン(筋力トレーニング)ができたのに、今年は70kgすら持ち上げられなかった。本当にショックだった。初めて自分は全くの無力だと感じた。

(アジア大会前に精神状態が悪化し、開幕1週間前の時点ではスポーツ心理学者のカウンセリングを毎日受けていたことを明かしつつ)

どこを向いても、前に進む道がないように感じる。世間の声に追い詰められてしまった。

(地元開催だった前回のアジア競技大会で)もし金メダルを獲れていれば、すべてが報われたはず。

でも、金メダルを獲れず、しかもフライングをしてしまった。それで人々は徐々に私を追い詰め、言葉を使って攻撃し、抑圧し、中傷し、罵倒するようになった。

(走れる限りは引退しないと明言しつつ)何があろうと、とにかく突き進むだけ」

彼女の母親は「あの子はとても個性的な性格で自己中心的、アスリートに対する従来のイメージを覆すようなもの」と指摘していたそう。

ただ、ウーが容姿を気にしすぎという批判には「周囲があれこれ言うのなら、なおさら綺麗に着飾ればいいのよ」と擁護していたとのこと。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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