14日に行われたオーストラリア・Aリーグ。シドニーFCをホームに迎えた、ユニフォームが清水エスパルスそっくりなブリスベン・ロアだったが、39分にマーク・ブリッジの先制弾を許し、そのまま試合は後半のアディショナルタイムに突入する。しかし、ここから、昨季のAリーグ王者が意地を見せた。
94分にバーレーン代表DFのサイード・モハメド・アドナンが見事なFKを沈め同点に追いつくと、さらに1分後、今度はアルバニア代表のストライカー、ベサルト・ベリシャが味方のシュートに反応して逆転!
終了のホイッスル後、ベリシャが相手選手を挑発したため衝突が起こり後味の悪さは残ったものの、奇跡の逆転劇で勝ち点3を手にした2位のブリスベン・ロア。首位のセントラルコースト・マリナーズをしっかりと追走している。なお、Aリーグ王者ということで当然ブリスベンは今年のACLにも出場。日本勢では天皇杯を制したFC東京が同組となっている。(他は蔚山現代と北京国安)
アルビレックス新潟などでプレーしたカナダ代表MF、中島ファラン一生(イギリス人と日本人のハーフでカナダ出身)もこのシドニー戦に先発出場していたが、57分に途中交代。
(筆:Qoly編集部 O)