12月11日、現在クラブワールドカップに向けて準備を行っているウェスタンシドニー・ワンダラーズは、「選手との間で行われていた賞金の配分に関する交渉が合意に達した」と発表した。
先日オーストラリアでは「ウェスタンシドニー・ワンダラーズの選手たちが賞金の配分に納得せず、クラブワールドカップのボイコットを示唆している」と報じられた。
当初クラブは賞金の10%に当たる120万ドルを選手に割り当てるという計画であった。他のチームはそれ以上の割合を約束しており、選手側はそれを50%に引き上げることを求めていた。
そして今回、クラブからの声明によりこれらの交渉が合意に達したことが判明。13日に行われるクルス・アスルとの試合も問題なく行われることが決定した。
とはいえ、現在所属している選手たちがクラブに対してどのような印象を持ったかという点において、何らかの影響を及ぼした可能性はある。
ウェスタンシドニー・ワンダラーズ
「2014年12月13日に行われるクルス・アスル戦の賞金について、選手側と行っていた交渉が合意に達した。
クラブと選手は、スポンサー、メンバー、地域、オーストラリアサッカー界すべてを誇りとともに代表し、一つの目標の下で団結した。
決議の内容については機密であり続ける。この問題に関してのこれ以上のコメントは、どちらの組織からも出されることはない」