リーガ・エスパニョーラのSDエイバルは「アイントラハト・フランクフルトから日本代表MF乾貴士を獲得した」と公式発表した。
契約期間は3年。移籍金については公表されていない。
この度、FrankfrutからスペインのSD Eibarに移籍する事になりました!
自分の夢だったスペインへの移籍が実現できて本当に嬉しいです。
熱心に誘ってくださったEibarのためにしっかり結果を残せるように頑張っていきます。 pic.twitter.com/BbVynGrRw9
— 乾 貴士/Takashi Inui (@takashi73784537) 2015, 8月 26
乾貴士は1988年生まれの27歳。野洲高校から2007年に横浜F・マリノスに入団し、その後貸し出されたセレッソ大阪でのプレーでブレイクを果たした日本屈指のドリブラーである。
2011年にセレッソ大阪を退団してドイツ2部のボーフムへと移籍し、次年度にアイントラハト・フランクフルトと契約。それから3シーズン所属し、常にレギュラーというわけではなかったものの継続的にチャンスを獲得しており、存在感を発揮した。
アイントラハト・フランクフルト側の公式発表によればこの移籍は契約が残り一年となったタイミングで移籍金を残しつつ新しいチャレンジへと向かうという乾貴士本人の希望によるものであるとのことだ。
ブルーノ・ヒュブナー
(アイントラハト・フランクフルトSD)
「我々はタカシがアイントラハト・フランクフルトに与えてくれた献身と傾倒に感謝すると共に、彼の新しい挑戦に多くの成功が待っていることを願っている」
乾貴士
「僕はフランクフルトを退団して、スペインのエイバルへと移籍することが決まった。ここで素晴らしい3年間を過ごすことができ、関わってくれた人々と温かく迎えてくれたファン全てに感謝したい。
このファンの前でプレー出来たことに幸福と誇りを感じている。ここでの時間は常に自分にとっての良い記憶になるだろう。
チームは時と共に変わり、そして進化していく。それはサッカーにおいて普通のことだ。しかし、この素晴らしいファンが付いていれば、チームは常に前に進んでいくだろう。そして、これは決して変わりそうにない!
アイントラハトでの素晴らしい3年間に感謝する!」