ベスト16が出揃った今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ。

14日に行われる組み合わせ抽選会を前に、このドローで組まれうる対戦カードの実現確率(理論値)が表でまとめられている。

まずはベスト16に進出したチームと、今回の抽選会のルールをおさらいしよう。

【各組1位通過チーム】

レアル・マドリー(ESP)
ヴォルフスブルク(GER)
アトレティコ・マドリー(ESP)
マンチェスター・シティ(ENG)
バルセロナ(ESP)
バイエルン(GER)
チェルシー(ENG)
ゼニト(RUS)

【各組2位通過チーム】

PSG(FRA)
PSV(NED)
ベンフィカ(POR)
ユヴェントス(ITA)
ローマ(ITA)
アーセナル(ENG)
ディナモ・キエフ(UKR)
ヘント(BEL)

【ベスト16抽選会のルール】

・各組1位通過チームと各組2位通過チームが対戦する
・グループステージで同組だったチームは対戦しない
・同一協会のチームは対戦しない
・政治的理由により、ロシアとウクライナのクラブは対戦しない

このように、今回の抽選にはいくつかのプロテクションが設けられている。

そのため、ドローの前に理論的な対戦確率が算出できるのだ。それでは表をご覧いただこう。

今回は、ドイツ勢とスペイン勢が揃って1位通過していることからチームによって大きな数値の偏りはなくなっている。

基本的にはどんなカードも12.86%から19.78%の間に収まっているのだが、最も数値が高くなっているのはアーセナル対ゼニト戦の22.97%

2位通過のアーセナルは同組だったバイエルン、イングランドクラブのチェルシーとマンチェスター・シティと対戦する確率がなく、対戦可能性があるチームはわずかに5となっている。その中から最もプロテクションの多いクラブがゼニトであり、このような結果となったようだ。

運命の抽選会は、日本時間14日(月)午後8時よりスタートする。

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