イングランドのチェルシーは19日、先日契約を解除したジョゼ・モウリーニョ監督の後任として、フース・ヒディンク氏を迎えたことを発表した。契約期間は今シーズン終了まで。

昨シーズンの2冠から一転、成績不振によりモウリーニョ監督と袂を分かつことを決断したチェルシー。後任には複数の名前が挙がっていたが、その中でも有力視されていたのがヒディンク氏。2008-09シーズン、同じくチェルシーでルイス・フェリペ・スコラーリ(現・広州恒大)の解任を受けて途中就任し、チームをFAカップ優勝などに導いていた。

その後、ロシア代表(※一時はチェルシー監督と兼任)、トルコ代表、アンジ・マハチカラ、そしてオランダ代表を率いたが、いずれも好成績を残すに至っておらず。今年6月にオランダサッカー連盟との契約を解除してからはフリーになっていた。

プレミアリーグ王者チェルシーは今シーズン、16節終了時点で16位と低迷。69歳のオランダ人監督がチームを立て直せるか注目される。

なお、本日のサンダーランド戦は、アシスタントマネージャーのスティーヴ・ホランド氏が指揮を執るとのこと。

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