6月29日、オランダサッカー協会(KNVB)は「フース・ヒディンク代表監督の辞任が決定した」と公式発表した。

2014年ワールドカップ終了後、ルイス・ファン・ハール氏の後を継ぐ形で代表監督に就任したフース・ヒディンク氏。

かつては世界屈指の名将と言われた存在であるが、現在行われているEURO2016予選ではチェコ、アイスランドにアウェーで敗北するなど苦戦しており、4試合を残して3位と厳しい結果に。親善試合ではイタリア、メキシコ、アメリカに敗れており、ヒディンク体制になってからは10試合で5敗を喫していた。

チームを離れるのはヒディンク監督のみで、コーチングスタッフについては留任。指揮官にはアシスタントを務めていたダニー・ブリント氏が昇格する形となる。

フース・ヒディンク
(前オランダ代表監督)

「物事がこのように運んだことは本当に残念だと思っている。ナショナルチームの監督を再び務められたことは光栄だった。私の後継者、そして全てのスタッフには、EURO2016までの道のりであらゆる成功が訪れることを願っている」

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