愛知県名古屋市に建設中の名古屋グランパスも使用する新スタジアム(2026年完成予定)に関する情報をまとめています。
「名古屋 新スタジアム」概要
Jリーグ創世期から名古屋グランパスのホームスタジアムとして親しまれてきた名古屋市瑞穂公園のパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)。
愛知県と名古屋市が共同開催する2026年アジア競技大会ではここがメイン会場として使用されるため、現在大規模な改修工事が進められている。…一般的には改修と表現されることが多いが、旧競技場の解体・撤去を経ての新設であり実際は「建て替え」が相応しい。
新スタジアムのコンセプトは、「空」と「森」と「大地」の陸上競技場。
伸びやかな空の下に広がる住宅地の陸上競技場として、土地の風景と調和し、地域の象徴となる姿を目指すという。「雲」のような屋根、「森」のような外装、「大地」のような段丘状のデッキにより、自然や公園と一体となった外観デザインが特徴だ。
2024年4月現在、現地ではスタンドの建設工事が着々と進行中。おそらくスタジアム単体であれば2026年よりも早くも完成するとみられる。
しかし、陸上競技場の3階コンコースとレクリエーション広場の外周デッキでフラットな8の字(※市章の丸八マークに代表されるように“8”は名古屋市の代名詞的な数字)の回遊路を形成するなど、工事はパロマ瑞穂スポーツパーク内のスタジアム周辺部に及ぶ。
このため、陸上競技場の工事完了も「2026年3月予定」となっている。完成後は豊田スタジアムとともに名古屋グランパスのホームスタジアムとして使用される。
逆を言えば、現在は豊田スタジアムに次ぐスタジアムが愛知県内にはCSアセット港サッカー場(※こちらもアジア競技大会に向けて改修工事に入る)かパロマ瑞穂ラグビー場しかなく、豊田スタジアムが使えない場合は岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場を間借りすることが多い。
建設地
愛知県名古屋市瑞穂区山下通5-1
アクセス
名古屋市営地下鉄名城線 瑞穂運動場東駅から徒歩約5分
名古屋市営地下鉄桜通線 瑞穂運動場西駅から徒歩約10分
名古屋市営地下鉄名城線・桜通線 新瑞橋駅から徒歩約10分
収容人数
約30,000人
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完成予定
2026年3月