25日に行なわれたU23アジアカップの準々決勝でインドネシア代表に敗れ、実に40年ぶりに五輪への出場権を喪失した韓国代表。
後半に投入したエース的存在のイ・ヨンジュンが退場になり、さらにファン・ソンホン監督も退席処分を言い渡されるなど悪い流れが重なり、PK戦の末に敗退に追い込まれてしまった。
『Nスポーツ』によれば、ファン・ソンホン監督に代わって記者会見に出席したコーチのミョン・チェヨン氏は以下のように話していたとのこと。
「勝利したインドネシアを祝福したい。我々の選手たちは、退場者が出るという不運にもかかわらず、同点ゴールを決めて最後まで諦めずに戦った。そこに意義があると思う。
勝負についてはある程度運に任せなければならなかったところがある。そこで幸運が巡ってこなかったようだ。
前半終了とともにイ・テソクが怪我でプレーできなくなり、3バックから4バックに変えなければならなかった。
さらに退場者が出るというような悪い状況になってしまい、結果的にはこのスコアにつながってしまった。
試合の流れから言えば、逆転できる選択肢はカウンターかセットプレーからしかなかった。それが無理ならば最後まで耐える計画だった。選手たちはそれをうまく遂行してくれたよ。
グループステージで3ゴールを決めたイ・ヨンジュンをベンチスタートにしたのは、負傷者や体調不良者の影響だ。
イ・ヨンジュンを先発で出場させると120分を消化できない。だから後半から投入して、そこから良い結果を得ようとしたが、うまく行かなかった。
(ペ・チュノ、ヤン・ヒョンジュン、キム・ジスなど欧州組の選手を呼べなかったことは影響したか?)
彼らヨーロッパで活躍している選手が不在となって困難な状態になったことは事実だ。大会前、様々なルートを使ってクラブと交渉して合流を約束されていたが、最終的にいろいろな事情で派遣してもらえなかったのは大変だった」
韓国はグループステージ第3節の日本代表戦で3バックシステムに変更し、その試合で1-0と勝利を収めることに成功。
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しかしながらこのインドネシア戦ではハーフタイムで怪我人が出たために4バックへ戻さざるを得なくなり、しかも投入した中心選手のイ・ヨンジュンが退場するという悪い流れがあったそう。
また、ブレントフォードのキム・ジスやセルティックのヤン・ヒョンジュン、ストーク・シティのペ・チュノらはクラブ事情で急遽呼べなくなり、困難な状況になったとのこと。