『Guardian』や『ESPN』など各メディアは、「レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、エンツォ・ベアルツォット賞の受賞に関して手紙を送った」と報じた。

エンツォ・ベアルツォット賞はイタリアサッカー連盟が2010年から行っているイベント。海外で活躍する者も含め、活躍したイタリア人監督を表彰するものだ。

各スポーツ紙の記者の投票によって決められるが、今年はもちろんレスターのクラウディオ・ラニエリ氏に手渡されることになった。

ラニエリ氏は受賞に際して以下のような手紙を発表。その言葉が非常にユーモアに溢れているとして大きな話題になっているようだ。

クラウディオ・ラニエリ

「私は今夏レスター・シティにやってきた時、会長と会話したことを良く覚えている。彼は座って、こう言ったんだ。

『クラウディオ、これはクラブにとってとても重要な年なんだ。非常に重要なんだ。我々にとって。プレミアリーグに残ることは。残留しなければならない』と。

私は答えた。『OK。分かった。我々は練習場で激しい努力をするだろうし、何かを成し遂げられるよう頑張るよ』と」

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