先日シャルケはセビージャからスペイン人DFコケを獲得した。契約は3年で、背番号は愛着のある23に決まっている。
¡Bienvenido al Schalke 04, Coke! 🇪🇸
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— FC Schalke 04 (@s04) 2016年8月3日
セビージャには5シーズン在籍しキャプテンも務めたコケは1987年生まれの29歳。ポジションは右サイドバックで、1歳年下の内田篤人らとレギュラーの座を争うことになるはずだ。
そのコケはセビージャでの退団会見で涙を見せていた。
隣にはスポーツディレクターのモンチ氏、そして目の前にはセビージャの選手たちも大勢駆けつけていた。そのなかで、コケはこう語ったそうだ。
コケ(セビージャDF)
「フットボーラーとしての人生は短い。シャルケへ去らなければならないと感じた。
だが、あまりにも難しいよ」
「あなたたち、私の子供、そして兄弟たちに、こう言える。
僕らが仲間としてロッカールームで作り出した価値、雰囲気の良さ、誠実さが消えることはないと」
また、自らの気持ちは常にセビージャとともにあるということも述べていた。選手として充実した日々を送ったセビージャへの思い入れはかなり強かったようだ。
なお、EL3連覇を達成したセビージャだが、コケのほかにもウナイ・エメリ監督(→PSG)、グジェゴシュ・クリホヴィアク(→PSG)、エベル・バネガ(→インテル)、ケヴィン・ガメイロ(→アトレティコ・マドリー)、ホセ・アントニオ・レジェス(未定)ら主力が退団しており、転換期を迎えつつある。