『SBS』は「シドニーFCのグラハム・アーノルド監督は、早ければ来年夏にも欧州へ進出する可能性がある」と報じた。
かつてセントラルコースト・マリナーズでパスサッカー戦術を根付かせ、ブリスベン・ロアとともにAリーグに革命を起こしたアーノルド監督。
その後日本のベガルタ仙台での挑戦を決断するも、Jリーグでは様々な行き違いがあったと言われており、成績は伸びずに終わってしまった。
だが、それからシドニーFCと契約してAリーグに復帰すると、2014-15シーズンは2位で決勝まで進出。昨季は低迷したが、今季は4試合を連勝する素晴らしいスタートを切っている。
今季はアーノルド監督の契約の最終年度。フリーエージェントになることが見越されており、そこにオランダのNACブレダが接近しているという。
アーノルド監督が選手時代に3シーズンを過ごしたNACは、彼が地元の才能を多く発掘してきたことを高く評価しており、ユース育成プログラムの構築に向けた人材として引き抜きを狙っているようだ。