そして今、山口は再び日本代表のレギュラーとして活躍している。
特に、10月6日、26歳の誕生日で迎えたイラク戦では、後半アディショナルタイムに劇的決勝弾!
代表のゴールでは、2015年8月5日の東アジアカップ韓国戦以来。日本が崖っぷちに追い込まれかねない状況で決めた、まさに値千金の一撃だった。
一方で、所属のセレッソ大阪は4位でJ1自動昇格を逃し、2年連続の昇格プレーオフへ。チームは今季もなかなか波に乗れず、終盤は北海道コンサドーレ札幌、清水エスパルス、松本山雅の3強についていくことができなかった。ただ、ラスト3試合を3連勝で終えており、状態としては上向きといえそうだ。
今週末の11月27日(日)から始まる運命の昇格プレーオフ、準決勝の相手は京都サンガ。
「苦しみもすごく多かったけど、それと引き換えに成長もすごくできた」
この一年をそう振り返った山口の目には、これまで以上の“覚悟”が感じられた。
負けたら終わりのプレーオフ。そこを乗り越えて、愛するクラブを再びJ1の舞台へ…。日本代表同様チームの窮地を救うことが、自身が選んだ未来へと続く道を切り開くことになるだろう。
ちなみに、番組内では山口が結婚願望について尋ねられる場面も。「予定は全然ない。でもすぐにしたい」とのことで、周りのチームメイトの様子を見るたびにそうした思いは強くなるようだ。
なお、尋ねていたのはハノーファー在籍時だったため、現在は状況が変わっている可能性があることも付け加えておく。