バルセロナのホームで、世界最大規模のサッカー専用スタジアムとしても知られるカンプ・ノウ。

かねてより報道されてきたが、ついにバルセロナはその命名権を売却することになりそうだ。英国『The Sun』が伝えている。

1957年の開場以来、「新しい大地」を意味する「カンプ・ノウ」の愛称で親しまれてきた同スタジアム。

しかし、2019年からネーミングライツを企業に売ることで、莫大な収入を得ることを目指している。さらに、その契約期間は25年という長期パッケージになるそうだ。

バルセロナが伝統を捨ててまでカンプ・ノウのネーミングライツ売却に踏み切るのには、リオネル・メッシが関係しているのだそうだ。

バルセロナとメッシの契約期間は今シーズン限りまでであり、契約延長交渉は遅れている。そこにマンチェスター・シティがメガオファーを送っている状況で、バルセロナとしてはなんとかメッシを引き留めたい構えだ。

そこでバルセロナはメッシに対して週給50万ポンド(およ7400万円)、さらに退団時に8000万ポンド(119億1000万円)を受け取ることができる臨時オファーを提示するそう。

バルセロナはこの夏、ネイマールを売却した資金でウスマヌ・デンベレやパウリ―ニョを獲得しており、メッシ残留のための資金繰りとしてカンプ・ノウのネーミングライツ売却を考えているという。

新スタジアムの名は、一体何になるのだろうか?

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