「バロテッリがミランへ来るかって?私にはわからないよ。質問する相手を間違えている。ただ、ロッソネーリに相応しい選手だとは思うよ。」
今週火曜日、ミランのオーナーであり、イタリアの首相を務めるシルヴィオ・ベルルスコーニの息子、ピエルシルヴィオがTelelombardiaの取材に応じ、マリオ・バロテッリに対する興味を語った。
ミランの持ち株会社であるFininvestとも大きな繋がりがあるピエルシルヴィオの発言力の強さは言うまでもなく、「バロテッリは素晴らしい。彼の獲得に興味を持つことは当然だと思う。まだ我々がそこに辿りついているかどうかはわからないけどね。」と煙に巻いたとは言え、彼の意思一つでミランがバロテッリの獲得に本腰になる可能性もゼロではない。
ちなみに彼の移籍に関しては、水曜日に、インテル側がセスクを獲得するための“生贄”として、アーセナル側に提供するのではないかとの報道がされるなど、なかなかゴールが見えずに迷走している。
ただ、バロテッリと口論となったモウリーニョが、直近の4試合で彼をチームから外すなど、当初は彼の才能に賭けてきた名将も我慢の限界にきていることは事実。モウリーニョの残留か、バロテッリの残留かの2択を迫られた場合、インテルのフロントが下す結論は明白だ。