Q;昨年のW杯決勝戦ではファン・ペルシのハードタックルを浴びるまでは素晴らしい出来でしたね?
「あぁ、ハーフタイム中はずっと担架の上にいた。デル・ボスケの言ってることもなんにも耳に入らなかったね。捻挫した右足首に2箇所テーピングを施して後半も戦った代償として、その後1ヶ月も離脱するはめになったよ。2006年のW杯では代表入りを逃していたから、大きなことを成し遂げるにはラストチャンスだと思ってたんだ」
Q;南アフリカは最高の思い出?
「大会の最後にスタンドにいる両親の姿を見つけた。どうやって見つけられたのか分からないけど、2人は感涙に咽いでいた。それはまさにキャリアのハイライトのようだった。言葉は何もいらなかった。いつも試合に駆けつけてくれた両親のおかげでフットボラーになれたんだ」
Q;と同時に、南アフリカでの日々は最高に楽しかった?
「毎日の日々、食事、トレーニング、小旅行・・・。セルヒオ・ラモスとヘスス・ナバスとともにアルビオルとアルベロアをビンゴとカードゲームでハメようともした。ピケはいっつもハメられてたけど。アンダルシア人(=セルヒオ・ラモス、ヘスス・ナバス)はズル賢いんだよ」
「それと、ソフィア王妃がいらした時にプジョルがタオル姿だったりもしたなぁ。緒戦のチリ戦までは最悪に緊張したけど、その後はすべてがうまくいった」
●ソフィア王妃と半裸のプジョル
Q;W杯優勝をどう祝った?
「翌朝、ターレガでサプライズパーティーがあったんだ。みんな南アフリカでの1ヵ月半の出来事について知りたがっていたよ」
「ジェラール(Gerard)っていう13ヶ月になる息子を含め、ちなみに彼の名は父親の名にちなんだものなんだけど(笑)、家族揃ってミノルカ島で一週間過ごしたんだ。でも、そこにはオランダ人も多くいて、みんなオレを見て嫌な顔してたよ」
Q;デポルでもコパ・デル・レイとスペインスーパーカップを2度制しましたね?
「それと、シドニーオリンピックでの準優勝も忘れがたい経験だね。フットボールは魔法の杖でオレに触れたんだ。今の目標はヨーロッパリーグを制覇すること。そうなればキャリアの集大成になるだろうね」
地元のバラエティ番組出演時の様子