16日、記念すべき20回目のリーグ優勝を飾ったバルセロナ。
その優勝を決めた最終節バジャドリー戦の試合前、ジョゼップ・グアルディオラ監督が昨年のチャンピオンズリーグ決勝戦当日と同様、モチベーションをかき立てるため今シーズンの戦いを振り返ったビデオを選手たちに見せていたことが話題となっている。これがそのビデオだ。(本編はおそらく1:00から)
ピアノを主旋律としたMaybeshewillのHe Films The Clouds Pt. 2で叙情的に始まり、The KillersのHumanが激闘の記憶を鮮やかに蘇らせ、Bruce SpringsteenのWaitin' On A Sunny Dayで「いろいろあったけど、最後は晴れやかな気分でシーズンを終えよう」と締めくくられるこのビデオ。作成したのは、昨年と同じく、グアルディオラの友人でカタルーニャ最大のテレビ局、TV3のジャーナリストであるサンティ・パドロー氏。ウォームアップ終了後にカンプ・ノウの映像室に集まった選手たちは、このビデオで闘志を駆り立ててからピッチへ向かい、プレッシャーに打ち克って見事リーガ連覇を達成した。
なお、昨年のビデオはこちら。CL決勝の開催地がローマだったことから、ローマが舞台の映画『グラディエーター』の映像と音楽が織り交ぜられた内容となっており、最後はオペラ『トゥーランドット』のアリア、「夜が明ければ、わたしは勝つ!わたしが勝つのだ!」という歌詞で終演を迎える、こちらも力作である。(本編は1:12から)
(筆:Qoly編集部 O)