Clombia
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0
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0-0
0-2 |
2
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Cote d'Ivoire
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得点者
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62' 65' |
ゴウー ゴウー |
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フランス相手に初戦を落としたコロンビアは、この2試合目で敗れれば決勝トーナメント行きを逃すことが決定的になる。そんな状況を踏まえてか、とにかく相手のストロングポイントを抑えてリアクションサッカーに徹していた。コートジボワールの強みは、サグボへのロングフィード、両ウイングの突破力とクロス、そしてそれを生かす為のダイナミックなサイドチェンジだ。コロンビアはこれを潰すため、両サイドハーフも守備意識を高く持ってサイドのスペースを消すとともに、最終ラインとボランチを低い位置に保ってサグボのポストワークを封じたのである。
この守備は確実にコートジボワールを苦しめていた。日本との試合では両サイドが高い位置を保って何度も突破を仕掛けていたが、今日は上手く攻撃を作らせず、デブレよりも低いポジションに追いやることに成功。後半になるとコートジボワールは中央突破に戦術を切り替えて向かってきたが、人数をかけた守りでそれも耐えきった。さらに時間が進むと、中1日でスタメンを一人も変えなかったコートジボワールの運動量が落ち始め、コロンビアに試合の流れが向いてきたのだ。
ところが62分、コロンビアが選手交代を行った瞬間であった。その隙にコートジボワールが素早くリスタートしたことで、守備の対応が遅れた。そしてウェドラオゴにサイドを突破されると、入ってきた低いクロスをゴウーに決められてしまったのである。さらにこの混乱がまだ収まらなかった65分、さらにコーナーキックでマークを見失い、再びゴウーにヘディングシュートを許して、あっという間に2失点してしまったのである。
決定力を欠くコロンビアに2点を取り返す力はなく、コートジボワールに守られて試合は0-2のまま終了した。