熱いバトルと様々なドラマが生まれているワールドカップ決勝トーナメント。大会18日目は日本とも戦ったオランダ代表と優勝の大本命ブラジル代表がベスト8に向けた戦いに挑みます。
日本とも対戦したオランダは今大会は絶好調。グループステージ3戦目では、ロッベンが戦列復帰し磐石の体制を築きつつあります。対するスロバキアはイタリアを下しての決勝トーナメント進出。実力のオランダか?勢いのスロバキアか?
実力通りの3連勝を飾ったオランダ。しかし、デンマーク戦の前半、日本戦では自慢の攻撃力も空回り気味で、引いた相手やハードワークを続ける相手を崩しきれない印象も拭えません。Qoly注目は復帰したロッベン。ロッベンの突破力でスロバキアゴールをこじあける事ができるでしょうか?
グループステージ最終戦で前回王者を下したスロバキア。番狂わせで決勝トーナメント進出を決めました。イタリア戦に続く強豪国との対戦で2試合連続のジャイアントキリングを狙います。Qoly注目は予選で3得点をあげたロベルト・ヴィテク。守りからカウンター、セットプレーとヴィテクがゴールを奪い死守する形に持ち込めればスロバキアに勝機が訪れるでしょう。
南米対決となった18日目の第2試合。手堅いサッカーで磐石の体制のブラジルと、魅力的なの攻撃サッカーで予選を突破したチリが対戦します。
前節をお休みしたロビーニョと出場停止の明けるカカが復帰するブラジル。フェリペ・メロが怪我で欠場するとの情報からジェズエが出場するのではないかと思われます。今大会、攻守のバランスが整っているチームと評されていますが、フェリペ・メロ欠場の影響はあるのでしょうか。「順当に行けばブラジル」という空気が蔓延している所に、弱点が存在するかもしれません。Qoly注目はロビーニョ。今大会のセレソンを引っ張っているのはカカではなくロビーニョ。彼の輝きで試合が決まるかもしれません。
グループステージ最終戦のスペイン戦を落としてしまったチリ代表。とはいえ、引き分けでも決勝トーナメント進出が決まる中、果敢に攻撃を仕掛けた姿勢は大きく評価できるでしょう。ビエルサ采配も冴え渡っており、ブラジル相手と言えどアップセットの可能性を秘めているのではないでしょうか。Qoly注目は両翼を担うマルク・ゴンサレスとアレクシス・サンチェス。スイスのワールドカップ無失点記録を破ったゴンサレスとビッグクラブの狙う選手になったサンチェス。彼らのハードワークと攻撃センスがブラジル代表を苦しめる事は間違いないでしょう。
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