Qoly妄想部の緊急妄想企画第2弾は、本気で獲りに行くかもしれないと噂のACミラン。エミレーツ航空が獲得を後押ししてるとかしてないとか。そういえば、日本代表が帰ってきた時もエミレーツ航空のキャビンアテンダントさんが岡田監督を先導してた気が(笑)

昨シーズンの監督を務めたレオナルド監督が退任したACミラン。今季は前カリアリのマッシミリアーノ・アッレグリが監督を務める。故に非常に妄想しづらいので、昨季をベースにした4-3-3(左図)と、ACミランのオーナー、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏ご所望の「4バックで2トップ」な布陣(右図)を用意してみた。

まずは左のフォーメーション。このフォーメーションの場合、本田がプレーできるポジションを5ヶ所考える事ができる。トップ下、左右のサイドアタッカー、左DH、左SB。多少無理矢理だが、無理矢理あてはめるのが当企画。勢いで解説を付けたいと思う(笑)。まずは図の通りトップ下の案。左右のブラジル人がそれほど守備をしないのが非常にリスキーだが、一緒になって守備をしない・・・ではなく、それなりに守備をすれば良いでしょう。あとは黙っててもピルロとパス交換してれば前を向けるので、その後は左右のブラジル人を使うだけ。片方は縦へ走ってるし、片方はボールを受けたがってます(笑)。なお、1トップのボリエッロが守備に組み立てに参加する選手なので、プレーエリアを邪魔される危険性がありますが、そこは逆に上手く利用して最前線に飛び出して欲しいですね。きっとピルロあたりからポーンと良いボールが飛び出てくるでしょう。左右のサイドアタッカーの場合、現実味あるのは左のアタッカー。元セレソンの10番は現在激太り中らしく、「Gazzetta dello Sport」紙に醜い姿を晒しています・・・。彼を売り払ったお金で本田。ありえなくもない話ですが、昨季のミランを支えたのはロナウジーニョのおかげ。そう簡単に決まると考えるのは難しいでしょう。なお、右のアタッカーで出る場合は、パトが怪我で出れない時に限定。右サイドにはアバーテというスピード系の選手がいますが、彼より出番はあるでしょう。残す2つのポジションは左のDHと左SBですが、左のDHはピルロというチームの要。考えるとしてもオプション程度。左SBはアントニーニという昨季ロナウジーニョとのコンビネーションで評価を高めた選手がいますが、アントニーニと競う場合は攻撃力で勝負。しかし、イタリアのサイドバックといえばバランス重視という部分もあります。試合によっては出番を制限されるでしょう。

右のフォーメーションは、ACミランのオーナーが大好きなフォーメーション。チームの方針に度々口を出す名物オーナー・・というかイタリアの首相で愛すべき人は、「ミランは4バックに2トップであるべきだ」と言ってはばかりません。つまり自然に中盤は4人になるので、「4-4-2で戦え」って事なわけです(笑)。そんな愛すべきベルルスコーニ氏の好みに従って作ったのが右のフォーメーション。まぁ、さほど代わり映えしません(笑)。出場可能なポジションとして2トップの一角という選択肢が増えるくらい。さらに言及すれば、このシステムはサイドバックの攻撃参加とサイドアタッカーのカバーリングが生命線でもあるので、衰えの見られるザンブロッタのフォローをするというリスクも・・・。まぁ、左サイドのブラジル人のポジションを奪うのが手っ取り早いのですが(笑)日本代表のことを考えると2トップの一角でプレーするのも良いでしょう。このポジションはイタリアでは結果を残せれば良いポジションなので、結果を残して代表にも得点力を与えてくれればと思います。

以上がACミランで妄想した結果です。近年のACミランは緊縮財政路線のため、CSKAモスクワが900万ユーロで獲得したとなると、1000万ユーロ以上の投資は非常に苦しいでしょう。たぶん、日本のミラニスタの多くが「金銭的に無理でしょ」って思っているハズです。しかし、前述の新スポンサーのエミレーツ航空の件はもちろんの事、ベルルスコーニオーナーの“鶴の一声”があれば、どんな選手の獲得も決まってしまうのがACミランの強み。可能性は無限大です!

以上が、第2回でした。やはり、機能するかしないかは、とりあえずお手元のPlaystationでご確認願いたい(笑)。(texy by Qoly妄想部)



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