Arles-Avignon
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1
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0-0
1-0 |
0
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Le Mans
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ロッキ |
66' |
得点者
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欧州各国の主要リーグの中でいち早く開幕を迎えたリーグ・ドゥ。1年での1部返り咲きを狙うアルル=アヴィニョンが勝利を飾った。終始ル・マンの若さと身体能力に苦しんだが、ディフェンスがぎりぎりで踏ん張った。
序盤はボールを保持して攻めようとしたものの、大失敗。繋ぐには繋げたが、トップ下に入ったナジがフレデリック・トマのマークに潰されていて、FWまでショートパスが繋がらない。かといって放り込んでも、ドゥンビアとワゲの凄まじい高さの前に往年のベルギー代表FWピエローニも全く空中戦で勝てず、簡単にはじき返されるばかり。攻めているようで全く攻めていなかった。
20分くらいから徐々にナジを逆に囮に使い、彼を経由せずにFWに繋ぐことによって多少の改善は見られた。ところがル・マンはエケング・エケングが負傷し、カンテが投入されて2ボランチに。守備を増やされ、しかもピエローニにはワゲ、ドゥンビアに加えてまた高さがあるカンテが挟んでくる。アルルにとっては全く得にならなかった。
しかし、後半になると徐々にアルルにチャンスが生まれてきた。中央で全く収まらないことを踏まえて、逆にジャ・ジェジェがサイドで走り最終ラインを引きつけ、中盤が中に絞る。相手を押し下げ、生まれたスペースで縦に早く繋いでいく。55分には守備的なコレーズに変えてサヴァニエを投入、ナジを左に移してポゼッションを向上させた。
そして66分、ついに先制点をあげた。右から絞ったロッキがぽっかりとフリーになり、パスを受ける。ル・マンのディフェンスは数が揃っていたがプレスに来ない。余裕があったロッキが右足を振り抜くと、これがゴール左上隅に突き刺さった。安定したセーブを見せていたガボン代表GKオヴォノも一歩も動けず。見事なミドルシュートでリードを奪った。
終盤はパワープレーを仕掛けてきたル・マンに完全に押される展開。シセ、そして途中投入のベエの高さに全く対処できず、空中戦はほぼ全敗。また両サイドのスピードにも苦しみ、何度もサイドを破られた。
しかし85分、86分と混戦の中での決定的なピンチを凌ぐ。89分にはワゲのシュートがゴール前1mに位置取っていたカンテの足元に転がるという絶体絶命の場面が訪れたが、なんとカンテがわざわざ枠の外へ蹴り出してくれるという幸運に恵まれた。ロスタイムにもジェフ・ルイスのシュートを左ポストが防いでくれて、結果的に無失点で終えることに成功。辛うじてリードを守りきって勝利をあげたのである。
(筆:Qoly編集部 K)
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