アメリカの清涼飲料水メーカー大手 ゲータレードは1日、サッカー・アメリカ女子代表の守護神、ホープ・ソロと複数年のマーケティング契約を結んだことを発表した。

ゲータレードは、アメリカで女子W杯が開催された1999年から女子代表チームのスポンサーとなっており(※アメリカがPK戦の末に中国を下し優勝)、2004年からはアビー・ワンバックと個別契約を結んでいた。


先月にはソロ、ワンバック、アレックス・モーガンの3人が、アメリカの銀行最大手 バンク・オブ・アメリカとマーケティング契約を結んだほか、様々なイベントやテレビ番組に出演するなど、なでしこジャパンの国民栄誉賞授与が決まった日本だけでなく準優勝に終わったアメリカでも“女子代表ブーム”は巻き起こっている。成果主義のアメリカ社会においてはやや意外な気もするが、それだけ女子W杯での戦いぶり、あの素晴らしい決勝戦はもちろん、準々決勝でのブラジルとの死闘が国内で高く評価されているからにほかならない。実際に大会後のコラム等では「感動をありがとう」といった論調が目立っており、そうした流れが彼女たちの“価値”の向上、さらに現在の多忙さへと繋がっている。


ブラジル戦は延長後半アディショナルタイム、一人少ないアメリカがワンバックのゴールで同点。


奇跡的な同点弾、そしてPK戦での劇的勝利の瞬間、アメリカ各地で喜びが爆発した。

(筆:Qoly編集部 O)

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