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昨日スレチュコ・カタネッツを解任し代表監督が不在となったUAE。後任にリストアップされた現フルミネンセ監督のアベウ・ブラガは、クラブとの契約が残っているために即座の引き抜きは難しいと判断。そこで現在U-23を率いているマフディ・アリがフル代表を兼任し、予選の残りを戦うことになる模様である。

UAEの五輪代表は非常に期待されているチーム。2008年にはアジアU-19選手権を制覇、2009年のU-20ワールドカップでベスト8。昨年は広州アジア競技大会で決勝に進出。日本に敗れて準優勝に終わったが、UAE至上初めての五輪出場を現実的に狙える「黄金世代」である。

暫定監督という立場にはなるが、アベウ・ブラガの契約切れを狙うとすれば予選の残り4試合はマフディ・アリ体制の元で戦うことになる。2つのチームを同時に率いる厳しい日程の中で、一つも落とせない厳しい戦いを乗り切ることができるだろうか。UAE期待の指導者の手腕に注目が集まる。

(筆:Qoly編集部 K)

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