{module [128]}

現在ロンドンに居を構えるチェルシー。ユナイテッドやアーセナルのように動員数を増やし、収益を安定させたいことからスタジアムの移転計画が浮上。現在のホームスタンフォードブリッジの動員数は約41000人。これはライバルのアーセナルやユナイテッドよりも少ない数字で、クラブは55000~60000人程度のスタジアムを計画中している模様。

これまでスタンフォードブリッジは拡張工事などで席を増やしてきたが、それも限界になってきており、新スタジアム建設の費用をオーナーのアブラモビッチは自身の投資と銀行からの投資、既存のスタジアムの売却で賄うと見られている。懸念されるUEFAのファイナンシャル・フェアプレーにはスタジアムの投資は全体の支出にはカウントされない為、近いうちに正式に計画を立ち上げたいようだ。

最初の障害としては、スタンフォードブリッジの自由保有権を持っているファンから保有権を買い戻すことから始まり、これは1993年に当時のチェルシーのCEOが資金調達の為に15000株を発行し収益をあげたもの。保有権を持った株主の多くはチェルシーを援助する目的で購入していることから、買い取りに応じる可能性が高く、応じた場合シーズンチケットの優先権が与えられる。さらに新スタジアム建設の条件としては、ロンドンから移動しないという誓約。2020年までにスタジアム建設を終えることを誓約しなくてはならない。チェルシー側はまず12000人の株主を説得することから始め、10月27日の株主総会で参加者や代理人の50%以上が賛成ならば可決される運びで、賛成した株主には新スタンフォードブリッジに名前が刻まれる特権が与えられるとのこと。

現在移転候補地は6か所ほどある状況で、まだ正式に決まったわけではないが、近い将来どのような「新スタンフォードブリッジ」が見られるのか。ファンには楽しみが一つ増えたようだ。

(筆:Qoly編集部 M)

{module [126]}
{module [124]}
{module [123]}
{module [125]}

【厳選Qoly】U-23日本代表、奮起が求められる3名!パリ五輪出場には活躍が不可欠

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら