イギリスはエセックス州に住む7歳の少女エリー・チャリス(Ellie Challis)ちゃんは生後16か月のときに髄膜炎と敗血症を併発した影響で四肢を失った。
ほとんど瀕死状態に陥るほど重篤だったそうだが、彼女の小さな心臓は最後まで抵抗を続けた。
最初の義足には痛みに悩まされ走ることもままならなかったが、世界陸上にも出場した陸上選手オスカー・ピストリウスと同様の軽くて痛みを伴わない義足を贈られるとグランドを駆け回るようになった。
義足はおよそ1万ポンド(約120万円)と高額だった(有志による提供との話も)が、父親のポールさんは彼女の人生を変えるには重要だったと語る。
「ピッチ上での彼女には驚かされます。彼女はフットボールが本当に好きなんです。能力もたいしたものですよ」
母親のリサさんもこのように話している。
「もう決して見ることができないと思っていた光景です。彼女はほんとうに勇敢で闊達な子供なんです」
「ピッチ上の彼女には何の障壁もありません。お気に入りのアーセナルの試合は父親と一緒に欠かさず見ているんです」
(筆:Qoly編集部 I)