この時期、各クラブがこぞってクリスマスを題材にした動画を公開しているが、ドイツでカルト的な人気を誇るザンクトパウリはやはり一味違う。ハンブルクの歓楽街に本拠を置き、シンボルにドクロを掲げるアナーキーな彼らは、練習中に誤ってサンタクロースをノックアウトしてしまう。

“普通のクラブ”であれば、「仕方がない、俺たちがひと肌脱ぐか!」となりそうな展開。しかし、ザンクトパウリの場合は選手たちが責任をなすりつけ合った後、雪の中にサンタを放置したまま終了。鎮魂を願う鐘の音とともに、“Das Team des FC St. Pauli wunscht ein frohes Fest und einen guten Start ins Jahr 2012”(ザンクトパウリからメリークリスマス!良いお年を!)のメッセージが流れるという、実に彼ららしいブラックジョークの効いた内容となっている。

なお、昨季最下位で降格し、今季はブンデスリーガ2部を戦っているザンクトパウリだが、19節終了時点で4位。一年での1部復帰に向けて好位置につけており、日本のブンデスファンにとっても後半戦の楽しみの一つとなりそうだ。


しかし、こうゆうのはいけない・・・


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