ケルンのドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの周辺が騒がしくなっている。プレミアリーグのアーセナルとリヴァプールが1月のマーケットで彼の獲得を考えているからだ。
今季も26試合で14ゴールとクラブのエースである事を証明しているポドルスキを狙うのは1月からの巻き返しを狙うアーセナルとリヴァプール。アーセナルは既にティエリ・アンリの復帰が確定的だが、アンリは2ヶ月間の短期ローンであり、アンリが去った後にファン・ペルシーと組むストライカーを探している。また、ドイツ代表DFのペア・メルテザッカーもポドルスキの獲得を進言しており、「彼はたくさんのゴールを決められる。彼は素晴らしい左足を持ったストライカーだよ」と語っている。ケルンは1250万ポンドでの移籍を認めるつもりだが、アーセナルは1000万ポンドでの獲得を考えている様だ。
アーセナル同様にアタッカーを欲しているのはルイス・スアレスが長期出場停止に追い込まれたリヴァプール。ケニー・ダルグリッシュ監督はスアレスの代役としてポドルスキをピックアップした様だ。リヴァプールは19試合で24ゴールしか挙げられておらず、昨季獲得したアンディ・キャロルは未だ燻ったまま。ベテランのクレイグ・ベラミー、ディルク・カイトに多くを望む事はできない。
1月反攻へ。マンチェスターの2クラブを追いかけ、最低限の目標である「トップ4以内でのフィニッシュ」を達成するためには、ポドルスキの力が必要なのかもしれない。なお、ポドルスキとケルンの契約は2013年の6月で切れる。
(筆:Qoly編集部 N)