Niger
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1
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1-1
0-1 |
2
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Tunisia
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ウィリアム |
8' |
得点者
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4' 90' |
ムサクニ ジェマー |
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ニジェールのフィジカルサッカーに苦戦しながらも、チュニジアが終盤の得点で勝ち越して2連勝。ガボン対モロッコの試合結果次第ではあるが、決勝トーナメント進出が有力となった。
先制点は試合開始直後。アブデヌールからのパスを左サイドで受けたムサクニが思い切ったドリブル。自ら最終ラインを突破してシュートを放ち、幸先良くリードを奪った。
しかしその後は苦しい展開となった。前節のレポートでも書いたが、チュニジアは最終ラインを高く保って攻めたい志向を持つチーム。ニジェールは徹底的に長いボールを使ってマーズを走らせ、彼にマークを集めて他の選手を空けるというパワープレーを仕掛けてきた。
さらに先制からわずか4分で追いつかれてしまう。ハイボールがバウンドしたところをマスルティがジャンプするも、マーズが手を上げて競り合ってきた事でファンブル。こぼれたボールをウィリアムに押し込まれ、ハンドまがいの怪しげな同点ゴールを奪われた。
マーズの圧倒的なスピードにハギ、アブデヌールが苦戦し、ラインを上げれば裏を取られ、ラインを下げれば前線が孤立。モロッコ戦と同じようなジレンマに陥り、ボールは保持しながらも徐々にチャンスが失われた。
結局マーズの身体能力は試合を通して脅威であり続けた。ただ、幸いだったのは彼に決定力がなく、消耗が早かったことだ。何度もゴールに迫られたがシュートは枠を捉えることがなく、更なる失点を受けずに済んだ。
そして、後半にはニジェールの運動量が落ち、攻撃のスピードが緩くなってきたため、チュニジアにチャンスが巡ってきた。
そしてロスタイムまでまもなくとなった89分過ぎ、勝ち越し点が生まれた。イファのスルーパスに対して、ラインギャップを突いたジェマーが飛び出す。マークに来たモハメドを抜き、得意の左足でシュート。これが決勝点となった。
(筆:Qoly編集部 K)