(日本時間)27日深夜1時から行われるカーディフとのカーリングカップ決勝に挑むリヴァプール。一発勝負のカップ戦ということもあり、仮にPK戦へ突入した場合は、ペペ・レイナに大きな見せ場が訪れることになりそうだが、レッズ不動の守護神にはクラブを離れることを考えていた時期があったようだ。彼の言葉を引用する形で『Mirror Football』が伝えた。

「他のクラブへ移ることを選択肢の一つとして考えていた時期はあったよ」

「だけど、最終的には残留することを決めた。それはリヴァプールのオーナーが変わったからだ。自分の決断に最も影響を与えたのはオーナー交代だよ」

「僕が2005年にリヴァプールの一員になった頃、このチームは(2004/05シーズンのチャンピオンズリーグを優勝し)欧州王者だった。それからはFAカップも勝ち取り、再びチャンピオンズリーグ決勝の舞台にも立った」

「だけど、2007年以降は何もない。アテネで再び欧州王者に輝くチャンスを逃した後、皆がリヴァプールの後退を感じていたし、この期間はクラブの暗黒史の一つと呼べるものだったよ。このクラブが築いてきた長い歴史から見ればね」

「さらに言えば、この期間にオーナーを務めていた彼らにも大きな問題があったんだ。だから、もし、オーナーが交代するという出来事が起こっていなかったから、おそらく僕は移籍を決断していたと思う」

「ただ、もう何も問題はない。今もウェンブリーで行われるファイナルのことしか考えていないからね」

(筆:Qoly編集部 T)

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