3月19日、AFCに所属している下位ランクチームがエントリーできるAFCチャレンジカップの決勝戦、並びに3位決定戦が行われた。

決勝ではグループリーグを3連勝と圧倒的な力を見せて勝ち上がった北朝鮮と、中央アジアの雄トルクメニスタンが顔を合わせ、2-1という結果で終了。優勝した北朝鮮には2015年アジアカップの出場権が与えられた。

試合開始からわずか2分でトルクメニスタンのストライカー、ベルディ・シャムラドフが先制ゴールをあげて、サプライズも期待される立ち上がりとなった。

しかし、その後地力に勝る北朝鮮が反撃。36分にパク・ナムチョルのクロスをチョン・イルグァンが合わせて同点に追いつくことに成功。さらに試合終了間際が近づいた86分にPKを獲得し、チャン・ソンヒョクが逆転のゴールを決めた。

一方3位決定戦ではフィリピンとパレスチナが死闘を繰り広げた。得点を激しく取り合う内容となり、最終的には4-3というスコアでフィリピンが勝利を収めた。

大会終了後には各賞が発表され、MVPは北朝鮮のパク・ナムチョルが獲得。フェアプレー賞も北朝鮮の手に。そして、通算6得点を挙げたフィリピンのエース、フィリップ・ヤングハズバンドが大会得点王に輝いた。

(筆:Qoly編集部)

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