今季途中にポール・スコールズが電撃復帰を果たし、シーズン序盤に表面化した中盤の層の薄さはやや改善されたかに見えたマンチェスター・ユナイテッドだが、来季以降に備え、このポジションの補強を進めているようだ。

『Sunday Mirror』は、「同クラブの幹部が、PSVに所属するケヴィン・ストロートマンの獲得に向けた算段がついたことを認めた」と報道。ここ数週間の間に12回に及んでオランダにスカウトを送り込むなど、ユナイテッドがストロートマンに対して非常に強い関心を抱いていることが度々噂されていたが、「実際に獲得へ動く可能性が高まっている」と綴った。

オランダ代表にも名を連ね、EURO2012での活躍も期待されているストロートマンは、現在22歳。高精度の左足を活かした、中長距離のパスを得意としており、そのプレースタイルから「オランダのジェラード」と称されることも。また、基本的にはレジスタ型のプレーヤーではあるが、中盤であればどこでもこなせるユーティリティー性も装備している。

(筆:Qoly編集部 T)

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