EURO2012の開幕が迫る中、本企画ではQoly編集部推薦のタレントたちを紹介。誰もが知るスタープレーヤーから知る人ぞ知る逸材まで取り上げるので、是非大会観戦の予備知識としてもご利用ください。
かつての若手ウインガーがサイドバックとして開花
名前 | マテュー・ドゥビュシ Mathieu Debuchy |
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国籍 | フランス |
出身地 | フラタン(フランス) |
生年月日 | 1985/7/28 |
身長/体重 | 177cm/74kg |
所属チーム | リール |
主なポジション | 右SB |
若くしてリールで中心選手となった攻撃的MFであるが、2008年に就任したルディ・ガルシア監督の下で本格的にサイドバックへとコンバート。これがドゥビュシのキャリアの転換期となった。
身体能力にはそれほど長けていないものの、動き出しのセンスとキックの精度に長け、守備も出来る献身性を備えた選手として知られていた。持ち前のクレバーさで新しい役割にもすぐに馴染み、正確なクロスで多くのチャンスを作り出し、10/11シーズンのリーグ優勝に貢献。
昨年ローラン・ブラン監督によってフル代表に招集され、初めて「ブルーズ」のユニホームに袖を通した。予選中の段階では絶対的なレギュラーとしてバカリ・サニャがおり、さらにアントニ・レヴェイェールというライバルが存在したため、大会に行けるかどうかという立場であった。しかしサニャが怪我で長期離脱したことにより、メンバー入りは確定。
親善試合では好パフォーマンスを見せており、アイスランド戦では得点も決めた。レヴェイェールとのレギュラー争いに勝ちさえすれば本大会での活躍は約束されたようなものである。
(筆:Qoly編集部 K)
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