ブラジル全国選手権 第28節、サンパウロはホームでのパウメイラス戦に3-0で勝利。降格の危機に瀕する相手とのクラシコにエース、ルイス・ファビアーノの2得点とデニウソンのゴールで快勝を収めたが、なかでもデニウソンのゴールは見事なものだった。


アーセナルからローン中の身であるデニウソンはこのゴラッソがサンパウロ復帰後初ゴール。試合後、24歳のMFは「彼女(母親)が天国から僕らのことを祝福してくれてる」と14年前に亡くなった母親にこのゴールを捧げると涙ぐみながら語ったという。

また、自身のTwitterでは「アーセナルでは10ゴール決めたけど、サンパウロに来てから今までゴールできないでいた」、「全ての人に感謝したい。(ゴール後チームメイトたち)みんなが抱きしめてくれた。一生物になるだろうね。このゴールのためにたくさん戦ってきたんだ!」とコメント。

さらに、サンパウロのネイ・フランコ監督も「彼はみんなに愛されている選手。だから、ああなった(ゴール後チームメイトから抱きしめられた)のさ」と初ゴールに賛辞を送った。

(筆:Qoly編集部 I)

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