6日に行われたメキシコ2部の第11節セラヤ対ネサの試合。0-1とネサリードで迎えた前半33分、日本人の小野悠斗がPKでゴールを決めた。

小野は今シーズン2点目。セラヤは小野のゴールも実らず、試合終了間際に勝ち越しゴール許し1-2で敗れた。

以前Qolyでも紹介したが(→こちら)小野悠斗は横浜Fマリノスのユース出身で、現在マリノスの10番を背負う小野裕二の実兄。2010年7月にメキシコへ渡り、昨年セラヤでプロデビューを果たすと、今シーズンからは弟と同じ10番を付け奮闘している。

奇しくも同じ6日、J1第28節のサンフレッチェ広島戦で弟の裕二は自ら得たPKを1994年W杯決勝でのロベルト・バッジョのように天高く蹴りあげてしまい、勝ち越しの絶好機を逃したマリノスは引き分けに終わっていた。兄のPKはまるで弟の思いがこもっていたかのように豪快なものであった。

(筆:Qoly編集部 H)

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