万が一の退団に備えるブラガ

12月24日、ジャーナル・レコード紙は「ブラガに所属しているブラジル人DFイスマイリーに対し、ウクライナ1部のシャフタール・ドネツクがオファーを送付した」と報じた。ア・ボラ紙の報道では金額はおよそ500万ユーロであるという。

イスマイリー・ゴンサウヴェス・ドス・サントス、通称“イスマイリー”は、1990年生まれの22才。中盤でもプレー出来る攻撃力を武器にしている左サイドバックである。

選手売買で有名なデスポルチーヴォ・ブラジウから2009年にポルトガルに渡り、エストリウに所属。2部での活躍から次年度にオリャネンセに引き抜かれ、今季はブラガにステップアップ。チャンピオンズリーグ予選でウディネーゼ相手に強烈なミドルシュートを決め、ナイジェリア代表DFウワ・エルダーソン・エチェジレをサブに追いやり、レギュラーに定着した。

現在のところブラガの会長を務めているアントニオ・サウヴァドール氏はこのオファーを拒否する方向であるが、万が一のために準備もしているという。

ジャーナル・レコード紙は、その対象はオリャネンセに所属しているカーボヴェルデ代表MFエウヴィス・マヌエウ・モンテイロ・マセド、通称“ババンコ”であるという。テクニカルなドリブルと精度の高いキックを持ち、昨季2部のアルーカでトップ下を務めたアタッカーである。今季オリャネンセで左サイドバックにコンバートされた。

また、ア・ボラ紙はそれがエストリウのブラジル人DFジェフェルソン・ナスシメントであると報じている。こちらも勢いがあるドリブルと精度の高いクロスボールを武器とし、セットプレーも得意とするチャンスメイカーである。

10/11シーズンにグレミオからエストリウに加入し、2部で活躍。それが認められて昨年はフルミネンセに引き抜かれたが短期間で放出され、ナウチコ、サンタ・クルスを経て今季エストリウに復帰。2部優勝の立役者の一人であったDFティアゴ・ゴメスをサブに追いやり、開幕から左サイドバックを務めている。

また、もしポルトガル代表FWエデルが退団した場合に備え、モレイレンセに所属しているフランス生まれのアルジェリア人FWナビル・ジラスを獲得する準備がされているとのことだ。

(筆:Qoly編集部 K)

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