レンタルでポルトガルに帰国するベベ

12月26日、オ・ジョゴは「ポルトガルU-21代表FWベベは、マンチェスター・ユナイテッドからリオ・アヴェにレンタル移籍することが決定した」と報じた。契約は今シーズン末まで。

チアゴ・マヌエル・ディアス・コヘイア、通称“ベベ”は1990年生まれの22歳。09/10シーズンのエストレラ・アマドーラでデビューし、シーズン終了後にヴィトーリア・ギマランエスに移籍。その直後にマンチェスター・ユナイテッドに900万ユーロで買い取られた。

しかしイングランドでは全くといって良いほど出番が与えられず。昨季はトルコ1部のベシクタシュにレンタル移籍したものの、前十字靱帯を損傷したことで6ヶ月離脱してプレー機会を失い、さらに4月には門限を破って朝帰りしたことで、チームから排除されていた。

ちなみに、一時期噂となっていた「ホームレスワールドカップに出場した経験がある」という情報は、後にガセネタであったことが判明している。

移籍を発表した記者会見において、ベベは「キャリアをリニューアルしたかった」と話したとフットボール365が報じた。

「負傷した後、僕は自分のキャリアをリニューアルしたかったんだ。リオ・アヴェに来ることが出来てとても嬉しい。若い選手が多く、今シーズンは調子が良い。チームが良い結果を出すための手助けをしたい。

ベシクタシュに行ったときは万全だったが、その後大怪我をしてしまい、プレーさせてもらえなかった。回復した自分がどういう選手なのか、何が出来るのかをここで示して、そしてユナイテッドに帰りたい」

(筆:Qoly編集部 K)

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