「監督の存在がここに来た理由」

1月14日、UAE1部リーグのアル・ナスルは公式記者会見を開き、日本代表FW森本貴幸選手の獲得を正式に発表した。その模様をザ・ナショナル紙が伝えている。

出席したワルテル・ゼンガ監督は、森本の獲得は長期的展望に基づいたものであると話した。

「彼は若い。まだ24才だ。この獲得は、我々がこのクラブを長期的展望に基づいて考えていることを示している。他にも、ハサン・ムハンマド(23)、ジャマル・フサイン(20)、ユヌス・アブドゥラー(21)、ハビブ・ファルダン(22)などがいる。将来のために構築していくことが必要なのだ。

ジュゼッペ・マスカーラ(カターニアで森本選手と共にプレーした経験を持つ)との関係は、我々が考えたもう一つの利点である。イタリアでの素晴らしいシーズンを思えば、ペペ(マスカーラ)とブルーノ・コヘイアに、よりゴールチャンスを増やしてくれるだろう。

森本は本物の労働者だ。典型的な日本人のスタイルで、決して諦めることがない。このようなプレーヤーがチームにいることは、非常に幸運である」

森本貴幸選手は、イタリアで出場機会が乏しい状況が続いていたものの、体調には問題がないことを強調した。

「体調は良い。これから訪れる数ヶ月を思って興奮している。私はゼンガ監督のことをよく知っている。それがここに来た理由だ。

UAEプロリーグは、アサモア・ギャン、ルカ・トーニのように、過去にも現在にも有名な選手が多く所属している。プレー出来る日を楽しみにしているし、出来るだけ多くのゴールを取りたい」

(筆:Qoly編集部 K)

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