「俺には誇張された報道と雑音が付きまとっている」
2月20日、フランス・リーグアンのマルセイユは、クラブの公式ウェブサイトで「トレーニングで元イングランド代表MFジョーイ・バートンと、DFカシム・アブダラーとの衝突があった」と発表。そしてバートンの「全てのチームには衝突があるもの」というインタビューを掲載した。
「全てのチームには、技術的な、あるいは戦術的な争いがある。また誤ったタックルに至ったり、プライベートの問題をピッチやロッカールームに持ち込む選手がいる。
俺には誇張された報道と雑音が付きまとっているのは確かだ。昨日、俺は『やめろ、静かにしろ、もし問題を抱えているならプライベートだけに留めろ』と言ったよ。
これまでのキャリアで、練習中に30回~40回の“ファイト”を見た。だいたいそれらの論争の中身は、クラブやチームとは全く関係ないことだ。そりゃ本来は出すべきではないことだが、しかし、これも普通のことだ。スポーツは情熱を引き出すものだからな。俺たちは常に練習で競争している。誰もが勝ちたいと思っている。そして時々度を超してしまうんだ。
重要なのは、次のページをめくること。そして平和を取り戻す方法を知ることだ。何か起こるのは当たり前で、それを過去にすることが大事だ。俺は情熱を愛している。そして仲間と共にいることが好きだ。何かあったときにこそな。
(フランスダービーについて?) 誰もがこの試合の大切さを理解している。先週末と同じように積極的な姿勢で望む。パリには一度負けているが、11対11の戦いなのだから、相手が誰であろうと勝とうと思うものだ。
準備は出来ている。自分の感情はコントロールできるさ。チームの良い雰囲気を維持したい。
(来季について?) マルセイユと残留について話したことはない。今はとにかくタイトルを取りたい、それだけだ。移籍の噂は放っておく。
QPRとの契約は2015年まで残っているが、戻るつもりはない。マルセイユに残るだろう。自分自身に何度も問いかけているが、やはりここに留まりたい。誰も俺を信じていないときに、マルセイユは信じてくれた。この信頼に応えたいんだ」