昨年4月に肝臓の移植手術を受けたバルセロナの元フランス代表DF、エリック・アビダルが19日、バルセロナB対イストレ(フランス2部)との親善試合で、約1年ぶりに実戦へ復帰した。

2011年3月に肝臓に腫瘍があることが判明したアビダル。その後、摘出手術を行い、5月のCL準決勝レアル・マドリー戦で早くも復帰。ウェンブリーで行われた2010-11シーズンのCL決勝、バルサが3-1でマンチェスター・ユナイテッドを破り優勝した際には、表彰式でキャプテンのプジョルに代わりビッグイヤーを掲げた。

翌2012年の3月、肝移植手術のために再びチームを離脱したが、それから約1年、長いリハビリに耐え、ついに彼はピッチへと戻ってきた。「手術後は違う人生も考えた」という33歳の男のプレーがスタジアムで見られる日も近いのかもしれない。

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