イングランド2部 第45節、レスター対ワトフォード戦で目の醒めるようなゴールが決まった。前半42分、ワトフォードが相手ゴール前に攻め入ると・・・
ワトフォードの18歳ナサニエル・チャロバーが右足を一閃するとボールはあっと言う間に相手ゴールを突き刺さった。レスターGKカスパー・シュマイケルも見送ることしかできなかったこのゴラッソで追加点を奪ったワトフォードが相手の反撃を1点に抑え、2-1でアウェイマッチをものにした。
今シーズン5点目を決めたチャロバーについて、ワトフォードDFロイド・ドイリーは試合後、「彼は素晴らしいテクニックをもっていて、非常にいい選手だよ。今夜それを示した。まだ18歳だし、 前途洋々さ。ああいうゴールをこれから沢山決めるであろうことを僕は確信してるよ」と絶賛した。
ワトフォードはレギュラーシーズン残り1節を残して2位ハル・シティと勝ち点1差の3位につけている。 そのハルは今日45節の試合があり、ワトフォードのゾラ監督は「(ハルの試合から)目を離さないでおくだろうけど、リラックスするようにも努めるよ。我々はやらねばならないことをやってきたので、今はいい結果が訪れることを願うしかない」と話していた。
ちなみに、イングランドU-21代表でもあるチャロバーだが、出身はシエラレオネで2006年にチェルシーの下部組織へ入団。昨年8月末からレンタルとしてワトフォードでプレーしている。
高さ(身長は185cm)や強さなど身体能力に長けた選手だが、ゲームを読む力もあり、センターバック、右サイドバック、守備的MFでプレー可能。この試合ではMFとしてプレーしていたようだ。