レキップ紙は「ニースの監督を務めるクロード・ピュエル氏は、今季で契約が切れるアルゼンチン人DFレナト・シベッリの来季残留を絶望視した」と報じた。

レナト・シベッリは1983年生まれの29歳。190㎝をはるかに超える体格を生かした打点の高いヘディング、ダーティなプレーを武器としているセンターバックで、PSG戦でイブラヒモヴィッチにキスをするという珍しい挑発を行ったことで話題となった。

移籍金が発生しないシベッリには、イタリア・セリエAのACミランが興味を示していると言われている。


・ジャメル・バカル、モンペリエへ移籍

5月28日、ナンシーの会長を務めているジャック・ルスロ氏が「ジャメル・バカルがモンペリエに移籍した」と記者会見で発表した、とレキップ紙が伝えた。

ジャメル・バカルは1989年生まれの24歳。コモロにルーツを持つ元フランスU-21代表FWで、モナコの下部組織で育ったスピード自慢のアタッカー。かつては得点力不足が批判されていたが、12/13シーズンは5得点というキャリアハイの結果を残した。


・ナント、シチェロとアリステギエタを完全移籍に切り替え

28日、ナントは公式サイトで「カラカスから借りていたベネズエラ代表DFガブリエル・シチェロ、同代表FWフェルナンド・アリステギエタの両名の契約を完全移籍に切り替えた」と発表した。

ガブリエル・シチェロは1984年生まれの29歳。左足から繰り出される正確なパスでのビルドアップを得意とするセンターバックで、ボランチやサイドバックでも起用できる応用力も持つ。昨季開幕時にカラカスからのレンタルでナントに加わり、序盤からレギュラーに定着、リーグ2最高のDFとして名を馳せた。

フェルナンド・アリステギエタは1992年生まれの21歳。シチェロに遅れること半年、同じカラカスからレンタルでナントに加入。シャトールー戦ではハットトリックを達成するなど14試合で8ゴールという結果を残したストライカーである。

また、レキップ紙によればナントはシュトゥットガルトに所属しているFWジョアン・オデルの獲得にも近づいているとのことだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介