毎年多くの選手が流入・流出するプレミアリーグ。期待通りに活躍する選手、予想外のブレイクを果たす選手、完全に期待ハズレに終わる選手、など活躍の度合いは様々だが、いい選手にも関わらず過小評価されている選手たちもいる。『CAUGHTOFFSIDE』が選出した「プレミアリーグで過小評価されている選手トップ10」として10人の選手をご紹介しよう。


ブラッド・グザン (アストン・ヴィラ/アメリカ)

実力者シェイ・ギヴンを差し置いてポール・ランバートから守護神に任命されたアメリカ代表GKはコンスタントなプレーを見せ、自らが信頼出来る選手である事を証明し、プレミアリーグ残留に大きな貢献を果たした。クリスティアン・ベンテケの活躍ばかり目立っていたが、28歳の献身は同等の価値があったと言って良いだろう。この夏のマーケットでウェストハムへの移籍が噂されている。

マイケル・ドーソン (トッテナム/イングランド)

ユース代表の経験を持つなど若い頃から期待を集めてきたセンターバック。2005年からトッテナムに貢献してきたが、アンドレ・ヴィラス=ボアスはドーソンを構想外とし、QPRへ売却しようとしていた。しかし最終的には監督が間違っていたことを証明する結果を残し、クラブのキャプテンを務めるようになった。

ケヴィン・ノーラン (ウェストハム/イングランド)

ボルトン時代にロングボールサッカーの申し子としてブレイクしたノーランも30歳を迎えた。ゴールの奪えるMFとして知られているノーランは今季も10ゴールを達成。プレミアリーグで2度目、チャンピオンシップを含めると4年連続で10ゴール以上を奪うという結果を残している。今季もプレミアリーグから昇格したハマーズのキープレーヤーの一員として10位フィニッシュに大きく貢献した。

スティーヴン・ピーナール (エヴァートン/南アフリカ)

若いころから南アフリカ代表のエースとして名を馳せてきたゲームメイカーは多くの移籍を繰り返しエヴァートンが安住の地であることに気づいたようだ。今季はリーグ戦35試合に先発し6ゴール。エヴァートンのベストプレーヤーの1人に返り咲いた。マルアヌ・フェライニ、レイトン・ベインズのマンチェスター・ユナイテッド移籍の噂ばかり目立っているが、ピーナールもビッグクラブでプレーできる選手の1人だが、プレミアリーグで過小評価されている選手の1人のままである。

マイケル・キャリック (マンチェスター・U/イングランド)

マンチェスター・ユナイテッドの優勝を支えた選手の1人として今季のキャリックはもっと評価されるべきではないだろうか。今季のチームで魅せた貢献にかぎらず、2006年の加入から常にユナイテッドの中盤のファーストチョイスとして扱われてきた。ボールをキープし、パスを回す。シンプルに見える彼の仕事がクラブを輝かせてきた。派手さのある選手ではないが、この7年間で考えるならば彼はベストイレブンに選ばれるべき選手である。

ルーカス・ポドルスキ (アーセナル/ドイツ)

ロビン・ファン・ペルシーの抜けた穴という大きなタスクを課せられていたが、ポドルスキは新しいリーグの最初のシーズンとしてまずまずの結果を残したと言っていいのではないだろうか。シーズン終盤はつかれていたように思えるが、ドイツ代表FWは黙々と自らの仕事をこなし続け、今シーズントータルで42試合に出場。16ゴール、10アシストの結果を残し、アーセナルの新しいアタッカー陣の重要な存在となった。

リッキー・ランバート (サウサンプトン/イングランド)

今季のプレミアリーグでフランク・ランパードと共にイングランド人トップスコアラーとなる15ゴールをマーク。31歳で初めて挑戦するプレミアリーグで大きな輝きを放った。残念ながらイングランド代表への招集は行われていないが、サウサンプトンの前線で多彩なスキルを披露した。ビッグクラブに大きな印象を与えたのは間違いないだろう。

キーラン・ギブス (アーセナル/イングランド)

若いころから期待をされてきた左サイドバックは遂に大きな負傷する事なくシーズンを終え、トップタレントの1人として成長したように見える。23歳のギブスはクラブが高く評価するヤングスターの1人だが、なかなか定位置をつかむ事ができずにいたが、今ではイングランド代表監督のロイ・ホジソンも注目する選手に成長している。アーセナルのファンの一部は今も彼に疑問を持っているようだが、1月のマーケットでナチョ・モンレアルが加入してからもポジションをキープしていることは成長の証だろう。

ジョニー・エヴァンス (マンチェスター・U/北アイルランド)

この数年、ネマニャ・ヴィディッチが負傷欠場する間に緩やかに成長してきたジョニー・エヴァンス。今ではヴィディッチの不在をかろうじて感じさせる程度まで成長を遂げたと言っても良いだろう。そして、今はリオ・ファーディナンドの隣でプレーするファーストチョイスとしてユナイテッド守備陣の中での居場所を見つけた。

チコ (スウォンジー/スペイン)

アーセナルやリヴァプールは彼のパートナーであるアシュリー・ウィリアムズに興味を持っているが、チコは今季のプレミアリーグで最高のセンターバックの1人だ。26歳のDFとの契約はアタッカーとして開花したミチュ同様にミカエル・ラウドルップが行った素晴らしい契約である。ゲームを読む力に優れており、今季最も多くのインターセプトを見せた。ビッグクラブは何故ウィリアムズの代わりに彼を狙わないのだろうか。


 以上が『CAUGHTOFFSIDE』が過小評価されていると感じる10人の選手である。既に有名な選手も多いが来季のプレーに注目してみるのも良いのではないだろうか。

Michael-Carrick